大人になっても、
まちがいを続けながら、
『本物』を探していく――
高校時代、普段の性格のせいで女子生徒たちに生徒会長に無理矢理立候補させられた一色いろはは、
生徒会長職をいかにして受からないようにするかを相談しに奉仕部に訪れ、そのときに比企谷八幡と出会う。
その後、奉仕部に関わったことでいろはは今までの考え方や生き方に少しずつだが変化や成長をしていった。
そこから数年後大学を卒業し、都内の企業に就職を決めたいろはは、
そこで偶然にも高校時代の先輩である比企谷八幡と再会する。
会社で一緒に働いて仕事を教えてもらう中で、社会人になっても変わらない八幡の態度に安心するいろは。
いろはは頭の片隅に残り続けていた高校時代の気持ちをまた強く思い出し、
その気持ちが本物かどうかを確かめるため、また時間の針を動かそうとする。
高校時代に見つけかけた『本物』を――
まだ終われていない青春の続きを――
また間違い続けながらも、
自分たちの『本物』という
色を探していく、一つの終わりの物語
・・・・・・こんなことするの、
先輩にだけですよ